自衛隊法 昭和29年6月9日法律第165号
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 第2章 指揮監督
第7条 第8条 第9条

第7条 内閣総理大臣の指揮監督権
  1. 内閣総理大臣は内閣を代表して「自衛隊の最高の指揮監督権」を有する。
  • 内閣は、国会に指名された内閣総理大臣と国務大臣で組織された、行政府の上層部の地位にある複数人(閣僚)で構成される合議体で、国の行政権の執行を担当する最高行政機関です。
    そのため、内閣は国会に対して連帯して責任を負う(議院内閣制)しくみがとられています。
    また、国会とは、国民が選挙した国民の代表者である衆議院議員と参議院議員によって構成された国家の意思を決定する最高機関です。
    その国会が、内閣総理大臣を指名したのですから、内閣総理大臣が最高の指揮監督権を持つということは、理解しやすいと思います。
  • 内閣総理大臣自衛隊の最高指揮監督権=軍人ではなく、文民である=文民統制(シビリアンコントロール)
  • 防衛出動等を下令できるのは内閣総理大臣であり、いわゆる軍政、軍令の最高位に位置している。
  • しかし、よく考えみると、最高の指揮監督権を持っているこの総理大臣が、世界情勢や軍事、自衛隊のことをほとんど理解できない人だったらどうでしょう?
    もちろんそのような人が総理大臣になるはずがないと信じていますが(笑)
  • 安全保障会議設置法には「防衛出動」「国防に関する重要事項」等は、内閣総理大臣は議会に諮らなければならない事となっているので、単独で決めるわけではなく、会議に諮るので一安心なのだけど・・・。
    それに、第2条第2項では、「会議は、国防に関する重要事項及び重大緊急事態への対処に関する重要事項につき、必要に応じ、内閣総理大臣に対し、意見を述べることができる。」とされているので、もしも、鈍くさいアホな総理大臣だとしても、周り(安全保障会議のメンツは→総務大臣、外務大臣、財務大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、内閣官房長官、国家公安委員会委員長、防衛庁長官)が言いたいことを言える(意見を述べることができる)ので、まあ、大丈夫かなとは思えるけど。
    こういう事から考えても、わが国の内閣総理大臣は、国防についてしっかり考えることのできる人物でなきゃダメだということがわかるでしょ?
    選挙では、こういう事もちゃんと考えて投票しようね!
    もちろん私たち一般人も、ふだんから、わが国の「防衛」をしっかり考えておかなくてはならないのだよ。
  • こういう事がわかってくると、特に「日本○○党」「○会○主党」や「あの人たち(笑)」には、絶対に総理大臣(内閣=国政)はさせちゃいけない(まかせられない)ということが理解できますよね?

第8条 防衛庁長官指揮監督権
  1. 長官は、内閣総理大臣の指揮監督を受け、自衛隊の隊務を統括する。
    ただし、陸上幕僚長、海上幕僚長又は航空幕僚長の監督を受ける部隊及び機関(以下「部隊等」という。)に対する長官の指揮監督は、それぞれ当該幕僚長を通じて行うものとする。

  • 防衛庁長官は、総理大臣の指揮監督を受けて、隊務を統括するので、上記の「総理大臣」がちゃんと国際政治・国際社会・国連をはじめとする国際関係などを歴史的な背景から、きちんと理解している人がやらなければ、防衛庁長官は苦しい立場におかれます。
  • なぜなら、総理大臣に訳のわからないこと(すっとんきょうなこと等)を言われて自衛隊にへんてこな指示を出されては困るのですよ。本当にマジに怖いですよ。
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第9条 幕僚長の役割
  1. 陸上幕僚長、海上幕僚長又は航空幕僚長(以下「幕僚長」という。)は、長官の指揮監督を受け、それぞれ陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の隊務及び所部の隊員の服務を監督する。
  2. 陸上幕僚長は陸上自衛隊の隊務に関し、海上幕僚長は海上自衛隊の隊務に関し、航空幕僚長は航空自衛隊の隊務に関しそれぞれ最高の専門的助言者として長官を補佐する。
  3. 幕僚長は、それぞれ部隊等に対する長官の命令を執行する。
  • 幕僚長(制服組)は、防衛庁長官(背広組)の指揮監督を受けて、隊務&隊員の服務を監督するので、上記の「総理大臣」と「防衛庁長官」がちゃんと軍事や自衛隊を理解している人でなければ、各幕僚長は辛い立場になりますね。
  • 実際のところ、各自衛隊の制服組のTOPですから、各自衛隊すべての責任があると考えられます。
  • たとえば、もしも内閣総理大臣や防衛庁長官が全く軍事に疎い人だった場合、各幕僚長は自衛隊の専門的なことをどのように説明するのかとても興味あります。
  • *------- ミ リ パ ワ 劇 場 ス タ ー ト --------------*
    某総理大臣:「あの車両は何かね?」
    陸上幕僚長:「はい、あの車両は戦車でございます。1990年に制式化された陸上自衛隊第3世代のMBTであります。1両約9億1000万円でありまして・・・もっと安く配備したいところでありますが(^^;
    この戦車は最新式ですから、複合装甲や120mm滑空砲が装備され、FCS(射撃統制装置)や自動装填装置も採用されております。
    射撃時の目標の自動追尾、弾道計算の射撃統制システムや照準制御システムなどにより、主砲が目標を自動追尾して正確な射撃が可能となっております。・・・」
    某総理大臣:「???」
    某総理大臣:「MBTって何?滑空砲って何?FCSって何?複合装甲って何?自動追尾って何?弾に当たったらどうなるの?キャタピラってなんで言わないの?上についている機関銃は何に使うの?弾はどうやって込めるの?運転は楽なの?・・・」
    陸上幕僚長:「ですから、・・・・(省略)
    某総理大臣:「???」
    陸上幕僚長:「???」
    某総理大臣:「何でこんなに高いの?」
    陸上幕僚長:「(^^;(^^;(^^;→(`へ´)」
    某総理大臣:「そもそも戦車って日本に必要なの?」
    陸上幕僚長:「(-_-#)」
    *------- ミ リ パ ワ 劇 場 E N D ---------------*
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